何気なく記録していたノートのメモ。ライター業に携わりたいと思った人には経験があるのではないでしょうか?
ライターになったキッカケは人それぞれだと思いますが、動機はきっと「文章を書くことが好きだから」これに尽きるのではないでしょうか?
走り書きの一文が将来に与える影響
文章を書く仕事をしている人なら、何か書くネタを思いついたとき、忘れないようにとっさに何かにメモを取るようなこともあるかもしれません。
すぐに執筆作業に入ることが出来る状況にあればいいのですが、今はそこまでの時間が無いということもあるでしょう。
また、そのネタをもっと時間をかけてつめていくことでいい話が書けそうならば、もう少し書くのを待ってみるようなこともあるはずです。
在宅ライターやシナリオライターにも、このような傾向がある人もいることでしょう。
記事の募集がかかったときに、自分が過去に思いついたネタが使えそうならば、思い切って執筆してみるのも良いかもしれません。
また、時間があるときに執筆することで、いつでもコンテストなどに応募することもできます。
場合によっては、何十年も前に考えたネタで多額の報酬をつかむことも出来るかもしれません。
書いた時点では走り書きや覚え書きであったとしても、それを後日見返すことで、また違ったネタに膨らんでくることもあります。
頭に常に覚えておくよりも、紙に書いて一度頭から忘れたほうが新鮮な記事が書けることもあるのです。
そう考えると、どんなに単純な一文であっても、ネタとなるチャンスはあると考えられます。
ライターは文章に対して目が肥える?
在宅でライターをしている人は、ライターの求人がかかると積極的に応募しているような場合もあるでしょう。
安定した収入を得るために、自ら仕事を探して動き回ることは重要なことです。
ただ、ある程度在宅ライターとしての実力がついてくると募集の案内を見ることであっても、普通に新聞を読むのであっても、ある程度タイトルで内容を予想し、本文を読むかどうかを考えることが多くなっていくはずです。
特にネット社会になっていくことで、「タイトルの重要性」は従来にもまして高くなってきています。
そうなれば、限りある時間を友好的に使うためにも、無駄な文章は読まないようにして、効率よく情報収集をしたいと考えるようになることでしょう。
「無駄な情報などない」という考え方も出来ますが、世の中にあるすべての文章に目を通すことは不可能といえます。
それならば重要な情報だけを選りすぐってみることになりますから、求人案内でも何でも、タイトルはとても重要になってくるのです。
その記事を読ませたい対象がライターであるなら、尚更といえるでしょう。
ライターの報酬は現状、募集をかける企業によって差が大きいといえます。
しかし熟練されたライターならば、応募するに値しない募集案内はすぐに見分けがつくでしょうから、ライターの求人案内も、しっかりとした内容の記事を用意する必要があるといえます。
動機は『本に魅せられて』
本に魅力を感じ、編集の仕事やライターの求人があれば、応募してみたいと考えている人もいることでしょう。
本自体の数というものは年々減ってきてはいるものの、やはりデジタルコンテンツでは表現できない、独特の雰囲気があるものです。
そういった本に魅力を感じて、本に関わる仕事がしたいと考える人は少なからずいることでしょう。
最近はライターの仕事も幅広くなってきていますから、雑誌などに記事を書くことを専門的に行なっているライターもいれば、ウェブ上にのせる記事を専門的に書いているライターもいます。
後者はウェブライターや在宅ライターなどとも呼ばれています。
中には雑誌などに載せる記事と両方の仕事をこなしている在宅ライターもいるのです。
本がウェブにかわったとしても、文章の魅力と言うものはかわることはありません。
文章の見せ方がかわっただけのことであって、文章というものは、多くの人の心を動かす力を持っているはずです。
本自体が減ってきても、文章の力というものはかわりません。
むしろウェブを利用することで、以前よりも文章の量というものは世の中に多く出回ってきているともいえるでしょう。
その中には重要な文章もあれば、あまり意味をなさない文章もあるかもしれません。
在宅ライターはより重要な文章を書くことが求められていることは、間違いないでしょう。
雑誌に自分の記事が掲載されたら…
特定の雑誌でライターの募集がかかることというのも、少なくはありません。
基本的にはその雑誌に掲載する記事を書くライターを募集していることがほとんどですが、関連する本や雑誌に関するライター募集の案内というのも紹介されることがあります。
興味を持ってその雑誌を見ている人なら、その雑誌に関連する記事を書いてみたいと考える人もいることでしょう。
一般的に雑誌は、ひとつで何百ページものボリュームがあるわけですから、もし自分がライターとしてその雑誌の記事を担当したとしても、掲載される場所は、ごく一部に限られます。
ですが初めて担当した仕事となれば、店頭にその本が並んだ瞬間に、思わずドキドキしてしまうこともあるかもしれません。
店頭に並んでいるさまざまな本の中には、在宅ライターの手によって書かれた記事というのも多数存在します。
最近ではウェブサイト用の記事を手がけるライターが増えてきていますが、中にはそういった誌面に掲載する記事を担当する人もいるのです。
どちらも記事であることに変わりはありませんが、誌面なら誌面として、サイトならサイトとして、気をつけるべきことはそれぞれ違います。
何に掲載する記事を書くかをしっかりと頭に入れておかなければ、相応しい文章を書くことは難しいといえるでしょう。